ベランダとバルコニーの違い

ベランダとバルコニーの違いと聞いて

●37歳 女性

ベランダとバルコニーの違いと聞いて、すぐに答えることができるでしょうか。
あくまでこれまでの印象で答えますと、「ベランダ」と聞けば、一戸建てはおろか、集合住宅にあるような窓から下りる、二階以上の高層建築物にある出っ張った部分。一方、「バルコニー」と聞けば、どちらかといえば、田園調布のような高級住宅街の一戸建てに備え付けの、瀟酒な手すりの付いた、囲いやウッドデッキで囲まれたスペースで、園芸好きな奥様がプランターを並べている、椅子とテーブルがあってお茶会ができる、というイメージがあります。大きさで言えば、バルコニーの方が広いものだと思いこんでいました。
さて正解はいかがでしょうか。
正式な定義によりますと、「ベランダ」は屋根や廂などがついて、主たる家屋から外へ突き出した部分。古い日本家屋で言うならば、縁側も含まれます。つまり室内ではあるけれど、主とする部屋とは障子で仕切られていて、外側にある部分のこと。一方「バルコニー」は、壁面から突き出すような、手摺りのついたスペースのことで、屋根や廂がないという違いがあります。欧米の映画では、アパートで美しい外壁にデザイン性の高いブランケットのついた出っ張りを見かけますが、あれはすべてバルコニーと呼ばれるものだったのです。

バルコニーと聞きますと、ヨーロッパの宮殿や貴族のお邸にあるようなスペースで、パーティを抜けだした男女が酔いを醒ますために、夜風に吹かれて落ち合うというような、ロマンチックなエピソードを想定してしまいます。また、皇族や聖職者などが、高みから民衆に挨拶をする場所としても知られています。
マンションや一戸建てのベランダは陽あたりがよく、大概が物干しスペースにされているご家庭がほとんどでしょう。
しかし、ここ近年ではベランダで家庭菜園をするのが流行っているそうです。